
5月8日、「令和7年度 髙堂建設グループ災害防止協議会 春季労働災害防止大会」が北海道ホテルにて開催され、協力会社やグループ会社の役職員など約230名が出席しました。
冒頭のあいさつに立った井出会長(啓北建設工業有限会社 代表取締役)は、変化する社会情勢に対応し、企業や個人がアップデートするためには、人間力を高めることが重要であると述べ、「人間力を高めた皆さんが集まることにより、現場が今まで以上に血の通った集団となり、会社や組織を超えて変化に対して柔軟に対応し、困ったときには助け合う雰囲気をつくり上げてほしい」と期待を寄せました。
続いて登壇した顧問の髙堂(髙堂建設株式会社 代表取締役)は、昨年十勝で発生した労働災害や、髙堂建設の健康経営の取り組みについて触れ、「建設業の使命は、安定した経営と高い品質によって地域社会に貢献することであり、その基本は労働者の健康と安全。協議会が一丸となり、無事故無災害を達成してほしい」と呼びかけました。

引き続き、労働安全表彰が行われ、安全協議会各社を代表して株式会社大谷工業 大谷代表取締役に井出会長より記念品が贈呈されました。
今年は技術者表彰も行われ、安全協議会会員企業より2名の現場技術者が表彰を受けました。
その後、中川災害防止委員会委員長(髙堂建設株式会社 管理部 部長)が令和7年度の安全活動について説明。
ご来賓として、帯広労働基準監督署 鍋岡署長より「労働災害防止について」、帯広警察署 高谷第一課長より「交通事故防止について」、帯広市健康推進課 大畑主任より「生活習慣病について」と題したご講演をそれぞれいただき、安全と健康についての理解を深めました。
従業員代表が安全宣言を行った後、最後に鈴木副会長(株式会社鈴建興業 代表取締役)が閉会の挨拶を行い、労働災害防止大会は終了。
今年度の無事故無災害達成に向けて、気持ちを新たにしました。